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Im Blauen Haus Monica&Akiko Exhibition-2 of 5 2006/10/15 ー 12/15 〜Frankfrt (GERMANY)
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デュッセルドルフからインターシティでフランクフルト入りした私たちの最初の仕事は、日本から持ってきた作品の額装です。

海外での展示ではいつものことですが、現地での額装品調達が最初の問題になります。日本からフレームに入れて運ぶのは、破損や機内持込み荷物の大きさ制限がリスクとなり、スーツケースに収まるものしか運べません。しかし、作品に合った額装を、限られた時間内に現地で調達できるかには、いつも冷や汗が出ます。

今回は、前もってガブリエルにeメールで作品サイズと数量を送ってあったものの、基本的にはギャラリー所有のフレームを使い回すので、やはり長尺あり大変でした。

 

しかし、暖かい秋の陽射しの中、庭での作業は気持ちよいです。

フレーム合わせに奮闘する私たちを横目に、ガビ(ガブリエル)は庭に落ちているリンゴの実を集め始めました。ガビの庭のシンボルであるリンゴの樹は、秋の実りをたわわに付けており、鳥たちが来てはつついて落としてしまいます。

このリンゴ、働く私たちのおやつとして、また数日後のオープニングパーティでも、美味しい焼菓子になってゲストにふるまわれました。なんとも豊かな、個人ギャラリーならではの素敵なサービス。

車の音が聞こえ、モニカが到着。小柄で金髪のショートカットが似合うチャーミングな女性。皆で梱包の緩衝材を紐解くのを手伝います。重い!

陶芸とはいっても、いわゆる器ものではなく、オブジェに近い。彼女の作品は、彼女の記憶では岐阜の美術館にも所蔵されているとか。モノトーンの配色が石庭の置き石を思わせ、東洋的な静けさと大地のにおいがする、力強い作品です。

ラッピングを解かれ、無造作に庭に置かれただけで、ハッとするほど美しい。

これは、楽しみです!

 

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